お仕事とは別に手軽に「お小遣い」を稼ぎたいと考えている人も多いですよね?

そんな人が目を付けるのが「競艇」です。

競艇は、他の公営ギャンブルとは異なり、人気の選手が勝つ可能性が高いといった特徴があります。

今回は、競艇でお小遣いを稼ぐための「手堅く勝つ基本のポイント」を分かりやすくまとめてみました。

手堅く勝つ基本その1!とにかく荒れないレースで勝負

競艇で手堅く勝つ基本のポイントとして、最も重要となるのが「荒れないレース探し」です。

競艇の特徴である「人気決着の多さ」を活かして、お小遣いを稼ぐ事になるので荒れる必要は全くありません。

逆に言えば、荒れる可能性が少しでもあれば舟券は買ってはいけないという事になります。

この項目では、荒れないレースの特徴を解説していきます。

1号艇がA1級または1コース1着率「70%」以上

荒れないレースとは「1号艇(コース)が1着になるレース」という事です。

競艇の1号艇は、レーススタート時に最内にいるという圧倒的に有利なポジションとなっています。

しかし、1号艇に乗る選手が勝てる技術を持っていないと、せっかくの圧倒的有利ポジションも宝の持ち腐れです。

1号艇が1着になるかどうか、それを判断にするためには「選手の階級」と「1コース1着率」に注目をしましょう。

全選手の30%しか得る事の出来ない「A1級選手」は、スタートタイミング・旋回技術・レース中の判断能力等、全てが平均以上です。

A1級の選手が1号艇に乗るだけで、かなり高い確率で本命決着となります。

また、選手の階級だけではなく「1コース1着率」の確認もおすすめです。

各選手が「1コースから走った時のみの1着率」なので、当該選手がどれだけ1号艇を得意としているかを知る事が出来ます。

全選手の1コース1着率の平均は「約55%」となっているので「60%以上」あれば、1号艇が得意だと判断して問題ありません。

ですが、「荒れないレース」を探す時は「70%以上」が最低ラインとなります。

A1級で1コース1着率が70%以上あれば問題はありません。

しかし、A1級でも1コース1着率が低い選手もいるので注意してください。

優先順位としては「1コース1着率>選手の階級」と考えるようにしましょう。

準優勝戦日と優勝戦日が狙い目

「大会日程」をあまり気にした事がないという人も多いのではないでしょうか?
荒れないレースを探す時には「準優勝戦日」と「優勝戦日」が狙い目となります。

どちらも「予選が終了している」といった共通点がありますよね?

予選は準優勝に進むために少し無茶をする選手が意外と多くいます。

しかし、準優勝戦日と優勝戦日は、予選が終了しているので無茶をする必要がありません。

寧ろ、一般戦(レースグレードではなく、予選終了後の普通のレース)は、フライングをしてペナルティを食らう事を嫌う選手の方が多いと言われています。

なので、予選よりもレースが荒れにくい傾向があります。

手堅く勝つためには予選が終了している準優勝戦日や優勝戦日を狙うと収支を安定させやすくなります。

また、準優勝戦と優勝戦も基本的には本命決着となりやすいので、一般戦と同様に狙い目となっています。

風速3m以下のレース

最後に確認しておきたいのが「風速」です。

「競艇は風の影響を受けやすい」という話を聞いた事がある人も多いはずです。

その話題・噂は紛れもない真実で、競艇のレースで使用しているボートは少し風が吹いただけでバランスを崩す事も珍しくありません。

強い風が吹くとスタートタイミングが合わなくなる、旋回時に風に煽られてボートが浮く(キャビる)といった予想外の出来事が起こりやすくなります。

不測の事態が起きるリスクを抑えるためには「風速3m以下」が目安にすると良いでしょう。

公式サイト出走表の「直前情報」を調べたり、展示航走時の空中線の揺れを確認すると風の有無や大まかな強さを把握する事が出来ます。

2着3着のオーソドックスな予想の仕方

「2着3着をしっかりと予想する」のも手堅く勝つ基本の1つです。

1号艇を1着にして、2着3着を全通り買うといった方法では、お小遣いを稼ぐどころかドンドン赤字が増えていくだけ事になります。

ここでは誰でも出来る2着3着のオーソドックスな予想方法を伝授しておきます。

2~6号艇の選手の得意な決まり手から導き出す

2着3着の予想方法として、最もオーソドックスとなっているのが「2~と6号艇の選手の得意な決まり手」です。

キーポイントとなるのが「2号艇」と「3号艇」の選手の得意な決まり手です。

1マークの旋回時は、2号艇と3号艇がどう動くかで「4~6号艇」の選手は瞬時に最適な攻め方を判断します。

2号艇と3号艇の両方が「差し」「まくり差し」を得意としているケースであれば、ターンマーク付近に艇が殺到するのでアウトコースの選手は差すスペースがなく大外を全速旋回する事になります。

逆に、2号艇と3号艇の両方が「まくり」を得意としていると、ターンマーク付近の内側がガラ空きになり、差すスペースが生まれます。

ターンマーク付近の展開をそこまで予想する事が出来れば、後は各選手の得意な決まり手から「どの艇にチャンスがあるのか」を考えれば2着と3着を絞る事が出来ます。

選手が持つ勝率やモーター連対率に注目をするのも間違いではありませんが、より細かな情報を活かす事が手堅く勝つ基本と言えるでしょう。

1号艇1着時の2(3)着率+各艇の2(3)着率

1号艇が1着になった時の各艇の2着3着率を計算している予想サイトも多くあります。

さらに、2~6号艇の選手の当該コースの2着率と3着率も一緒に調べられます。

単純に「1号艇1着時の2(3)着率+各艇の2(3)着率」で数値の高い艇を2着3着に選ぶのも意外と効果的です。

得意な決まり手によるターンマーク付近の展開予想が難しい、自信がない時に活用してみてください。

モーター連対率から判断

めちゃくちゃおすすめ!という事はありませんが、「モーター連対率」で2着3着を決めるのも1つの方法です。

各競艇場には「超抜モーター」「エースモーター」と呼ばれる連対率の高いモーターが存在しています。

前検日にそのモーターを引く事が出来れば、いっきに優勝の可能性が高くなると言われているモーターもあるんですよ。

実際に、勝率が平均より低いB1級選手が超抜モーターを手にした事で予選でオール舟券絡み、優勝戦もサクッとイン逃げを決めて優勝したというケースもあります。

2連対率が40%を超えるようなモーターは、超抜・エースモーターの可能性が高いので要注目です。

的中率よりも回収率を重視

競艇で手堅く勝つ基本として「的中率よりも回収率を重視する」といった点も有名です。

手堅く勝つ作戦である本命狙いは、「当たった時の払戻オッズが低く10倍を下回る」事も珍しくありません。

とにかく舟券を当てようと、購入点数を増やしてしまうと舟券が当たっても儲けがほとんどないといった事態に陥ります。

的中率よりも回収率を重視して、本命狙いの購入点数は「4~6点」を目安にしましょう。

まとめ

以上が、競艇でお小遣いを稼ぐための手堅く勝つ基本のポイントとなります。

今回紹介した「荒れないレース選び」「2着3着の予想方法」「回収率の重視」といったポイントは、基本中の基本です。

安定してお小遣いを増やすためには、ここからさらに「自分なりの予想方法・舟券の買い方」を見つける必要があります。

まずは、今回の記事を参考にしながら本命狙いが出来るようになりましょう。