競馬のする際に無駄なハズレ馬券を出来るだけ購入したくない等、様々な理由からレースを絞りたいと考えている人も多くいます。

しかし、どのレースを削れば良いのか迷ってしまう人がほとんどです。

今回は、競馬のレースの絞り方や選び方を理由と一緒に紹介します。

今まで、馬券を購入するレースをなかなか絞れなかったという人は参考にしてみてください。

馬券を買うレースを絞るメリットとは?

出来るだけ多くのレースで馬券を買いたいと考えている人もいれば、出来るだけ馬券を買うレースを絞りたいと考える人も多くいます。

「レースを選別すると当たる確率が下がってしまうのでは?」と考えてしまう人もいますが、的中率自体に変化はあまりありません。

寧ろ、レースを選別する事で的中率が上がったという人の方が多い傾向があります。

各競馬場では、1日12レースが行われています。1日に2~3場でレースがあるので1日最大36レース馬券を購入する事が可能です。

36レースの中には、出走馬の実力差がハッキリしているレースもあれば、各馬の実力が拮抗しているレースもあります。

実力差がハッキリしているレースばかりならある程度的中率が安定しますが、ほとんどのレースは各馬の実力が拮抗している予想が難しいレースとなっています。

予想が難しいレースの方が多いという事は、当たるレースよりハズレるレースのが多いという事になります。

レースを選別する際に「予想が難しいレース」を中心に省くと自然と的中率が向上します。

また、ハズレるレースを省くという事は「お金にならない(儲けられない)レース」を買わなくて済むので、無駄な出費を抑える事が出来ます。

競馬で勝つには当たらないハズレ馬券の購入をどれだけ減らせるかといった点が重要になるので、レースの選別は回収率の向上にも繋がります。

荒れるレースや午前中のレースは馬券を買ってはいけない

万馬券や1レースで出来るだけ多く稼ぎたいという人以外は、荒れるレースを選ばない事がメインとなります。

本命馬・人気馬が負ける可能性があるという事は、予想が難しく当てるのが困難だという事でもあります。

安定した的中率・回収率を目指すためにレースを絞る場合は、少しでも荒れると感じたレースは回避しましょう。

荒れる要素として、人気と実力が噛み合っていない馬がいる・天候や馬場状態が悪い等が挙げられます。

「オッズが低い馬=他の出走馬より強い」という考えで間違いはありません。しかし、競馬では稀に人気と実力が噛み合っていない出走馬が出てくる事があります。

血統の良さや過去の成績、さらに競馬サイトや競馬新聞といった情報源からの煽りや期待といった様々な理由が原因として挙げられます。

出走表やオッズを見た時に「人気を集めている理由が分からない馬」がいる場合は馬券購入を考え直した方が良いでしょう。

また、天候や馬場状態にも注意が必要です。競馬は、少々強い雨風でもレースが行われます。さらに、天候が悪いと馬場(コース)状態がかなり悪化しやすくコースがデコボコになったり水溜りが出来たりと走りにくくなります。

天候が悪い方が調子が良かったり馬場状態が悪いコースを得意とする競走馬もいたりと、天候と馬場状態が悪くなると予想が難しくなります。

馬券を買うレースを絞る際には、最初に荒れるレースを省く事で的中率・回収率を安定させやすくなります。

午前中のレースは極力回避した方が無難

レースを選ぶ際に午前中に行われているレースを全て省いているという人も多くいます。

午前中に行われるレースは、実力差がハッキリしていないレースと固いレースが混在していて競馬に慣れていない人には判断が難しくなっています。

判断が出来ないなら馬券を買わない方が無難です。午前中に行われるレースは、馬券を買わずに様子見をした方が良いという意見も意外と多くあります。

馬券を買わずに予想をする事で競馬の経験を積む事が出来ます。

さらに、内側・外側のどちらのコースが走りやすいのかというコース状態の確認をしたり、当日のレース結果・払戻金額から当日の荒れやすさやレース展開の傾向を知る事も出来ます。

よほど自信があるというレースではない限り午前中のレースは回避した方が良いと言えるでしょう。

基本、自信があるレース以外は馬券を買わない

競馬でレースを選ぶ際に大切となるのが「自信があるレース以外は馬券を買わない」という事です。

自信があるレースと自信がないレースでは的中率にそこそこの差が出てきます。

自信があるレースのみに絞るだけで的中率・回収率がある程度向上する事に期待も出来ます。

一方、自信がないレースは的中率が悪い・悪くなるだけではなく、ハズレ馬券が増える事になるので回収率もズルズルと下がっていきます。

1日36レース行われている競馬ですが、予想がしやすい自信が持てるレースは多くて3レース程度だと思います。

自信がないレースに賭けるお金を自信があるレースの軍資金に回した方が当たった時の配当金は多くなります。

しかし、レースや競馬情報を見ていると自信がないレースでも馬券を買いたい衝動に駆られてしまいますよね。

そんな時は「メインレース以外は○円まで」と上限を決めてレースを楽しみましょう。

自信のあるレースに使用するお金は軍資金全体の1/3以下にしておくと急激に回収率が下がる事をある程度抑えられます。

出来れば自信があるレース以外は、馬券を買わない方が良いのですが、どうしても馬券を買いたくなった時は必要最低限に留めましょう。

回収率を重視する時はトリガミをしないレースを狙う

競馬で安定して勝つには、トリガミ(馬券的中時の払戻金が購入金額を下回る)をしない事がかなり重要となります。

競馬は、購入点数を増やせば増やす程、的中率は上がります。しかし、購入点数が増えると軍資金も増えるのでトリガミをする可能性も上がります。

購入点数を増やし過ぎると的中率は高いのに回収率は低いといったバランスの悪い結果になってしまいます。

競馬で勝ちたい、回収率を上げたいと考えている場合は、トリガミをしないように意識してください。

馬券購入は、大幅なオッズ変動が起きにくい出来るだけ締め切り時間のギリギリが良いでしょう。時間ギリギリ過ぎて馬券を購入出来なかったという事を防ぐために5分前前後を目安にしてください。

トリガミになるかの判断は、購入予定の馬券の組み合わせのオッズを確認するだけで出来ます。

購入する組み合わせのオッズが1レースに賭ける金額を超えていれば問題はありません。

締め切り時間ギリギリに馬券を買えないという場合は、払戻オッズが購入金額より少し高くなっている組み合わせを狙う等、オッズが下がってしまった時の事を考慮する事でトリガミを回避出来ます。

まとめ

競馬は、馬券を購入するレースを絞る事で的中率・回収率の向上に期待が出来ます。

荒れるレース・午前中のレースを省くだけでもかなり絞り込めます。

そこからさらに、自信のあるレースのみに絞れば無駄な馬券購入を大幅に減らせます。

万が一、自信のないレースの馬券を買う場合は出来るだけ投資金額を抑えるようにしましょう。