競馬で稼ぐ人・稼げない人の比較表

競馬を楽しみながら収支をプラスにしている人もず存在します。

しかし、多くの競馬ファンの総収支はマイナスとなっています。どうすれば競馬で稼げるのか知りたい!とあなたも考えてみませんか?

結論から言うと、競馬で大きく稼ぐことは簡単ではありません。

この記事では月に5万円、10万円を稼ぎたいと考えている方の参考になるでしょう。

絶対に勝てる方法や、100%勝てる方法は存在しないので注意しましょう。

競馬で稼いでいくためには、競馬の仕組みから理解する必要があります。

当記事では概要の部分から解説していますが、ここをゆっくり読んで理解することが大切です。

最後まで読むことであなたの馬券スキルは向上するでしょう。

競馬で稼ぐ為に重要なこと
的中率よりも回収率を意識する
勝負するレースを見分ける
感情をコントロールする
トリガミをしない
勝てる買い方を学ぶ

【2022年11月度】競馬で毎月5万円稼ぐ方法とは?

競馬で毎月5万円稼ぐためには、まず競馬の仕組みを理解しましょう。

競馬・競艇・競輪・オートレースといった国営競技(ギャンブル)は、還元率が決められています。

競馬は、1レースの売上を100%とした時にまず最初に売上の25%が引かれます。この売上の25%は国の予算や競馬会の収入に充てられています。

残りの75%をオッズとして人気順に振り分けています。

「還元率=回収率(払戻金額÷馬券の購入金額)」という考え方も出来る事から、競馬は馬券を買えば買う程、プラス収支から遠ざかっていくという事になります。

「競馬で毎月5万円稼ぐ人なんていないのでは?」という疑問が出て来ると思いますが、競馬で勝っている人は「勝つための考え方・ポイント」を熟知しています。

その1つが「的中率よりも回収率を重視する」という事です。競馬で毎月5万円稼ぐには一発大きく狙うよりも、回収率を重視するようにしましょう。

軍資金が同じ1万円でも20点各500円と10点各1000円では当たった時のリターンが大きく変わってきます。

お小遣い稼ぎをするなら購入する馬券を絞る

競馬場・場外馬券売場(ウインズ)に行った時や自宅で競馬番組を見ながらインターネット投票をしている時等、レースを見ていると全てのレースで馬券を買いたくなってしまいます。

競馬で稼ぐ人はレースをかなり選んでいます。予想しやすいレースだけ勝負するようにしましょう。

しかし、上記で説明した通り、基本的に馬券は買えば買う程回収率が75%に近づいていきます。

ぼんやりレースを見ているだけなら問題はありませんが、事前の情報がないレースや自信がないレースの馬券購入は危険です。

競馬で勝っている人のほとんどは「購入するレース」を絞ってハズれる無駄な馬券購入を抑えています。

購入するレースを絞るためには入手する情報の質と量が重要です。

これから競馬で勝ちたいと考えている人は、受け取る情報の質と量を高めていきましょう。

トリガミをしない馬券購入は必須

競馬で稼ぐために「回収率を重視する」でも解説しましたが、勝つためには「トリガミ」をしない事が必須となります。

単勝全通りを購入すれば必ず馬券は的中します。しかし、単勝の払戻オッズが出走頭数を下回ってしまうと必ず損をする事になります。

今回は、分かりやすい例として単勝を挙げましたが、トリガミは馬単や3連単でも起こります。

購入をする前にトリガミにならないかしっかりと確認してから馬券を購入しましょう。

トリガミとは馬券が的中しているのに、金額的には負けている状態を指します。

複数ある馬券をしっかりと使い分ける

競馬には、単勝・複勝・枠連・馬連・馬単・ワイド・3連複・3連単といった8種類の馬券が存在します。

当たった時の配当が大きいという理由から多くの競馬ファンは3連単をメインに馬券を購入しています。

しかし、1~3着の順番を全て的中させる3連単は当てるのが最も困難です。

何も考えずに毎レース3連単馬券ばかり購入していても稼ぐための回収率はなかなか上がりません。

  • 単勝・複勝→当たりやすいが払戻金が少ない
  • 馬連・馬単・ワイド→単勝よりも予想が難しいが当たった時の払戻金は単勝よりも高い
  • 3連複・3連単→他の馬券より予想が難しいが当たった時の払戻金が他の馬券より高い

上記のように馬券によって異なるメリット・デメリットが存在します。

購入するレースの出走頭数や人気の偏り等、様々な条件から的中率と回収率が最もバランスの良い馬券を選ぶ事が大切です。

競馬で稼ぐには3連単の馬券で勝負し続ける必要はなく、レースの条件や自分の予想に合わせた最も効率の良い・期待値が高い馬券を購入する事を意識してください。

競馬で月10万円稼ぐには回収率を高めよう

競馬で稼ぐ回収率を高める方法としてまず覚えておきたいのが、平均的な回収率です。

一般の人ならば回収率が70から80%ほどに収まる傾向にあり、大体の人はトリガミとして最終的には損を出してしまいます。

競馬の回収率を高めて儲けを出すならばこれを100%以上にしなくてはなりませんが、公式の予想屋さんなどはさらにこの上の平均110%や120%の回収率を出しています。

まずは人気の予想屋さんの買い方を真似してみたり、情報を学んでみると良いでしょう。

多くの人が回収率が低くなってしまう原因には2つあり、人気すぎる馬券を買いすぎるパターンと、大穴を狙いすぎるというパターンがあります。

強すぎる馬が出ているレースは馬券を当てやすいのですが、その分配当が低いために当たっても回収率が高くなりにくいです。

逆に大穴の狙いを付けた馬券の買い方は当たれば相当な回収率となるのですが、実際に当たることが少ないので回収率が低くなってしまうことが多いです。

人気のレースのみを買うのではなく、ある程度の中堅のレースでやや高めの配当を狙うことも必要になってきます。

簡単に稼ぐことはできませんが、改善を続けていきましょう。

回収率とは、回収できた割合のことです。

競馬や投資における回収率は、
回収率=回収できた金額÷払った金額

回収率の意味と計算ツール – 具体例で学ぶ数学

競馬で儲ける人は実力のある穴場を見つけている

競馬で稼ぐ回収率を高めるためには、人気がまったくなくても好走する穴馬を見つけることが必要不可欠です。

アーモンドアイやコントレイルのような出走すれば3着以内がほぼ確定している超一流馬は人気があるため、たとえ軸にして当てたとしても配当が安くなりがちです。

配当が安いと回収率は高くなりませんから、特定の条件が揃わないと好走しないような穴馬をなるべく早くみつけて、馬連や3連単などの馬券に活かすのが回収率を高める方法です。

たとえば2020年の阪神カップで6番人気ながら2着に好走したマルターズディオサは、関東馬ながら関西の阪神コースを得意としています。

重賞のチューリップ賞勝ちや阪神JF2着の実績がありますから、阪神での重賞実績は十分です。

3歳牝馬クラシックのG1は3レースとも着外で残念ながら通用しませんでしたが、G2以下なら勝負になる実力を持っていることはすでに証明されています。

しかも阪神カップの時点で、2歳時のサフラン賞以外すべて田辺騎手が手綱を取って手の内に入れているのも、高く評価できる点です。

結果は断然人気を背負ったインディチャンプをおさえて堂々の2着ですから、これを意図的に狙えれば高配当に手が届きます。

断然の1番人気だったインディチャンプが3着でしたから、馬連馬単3連単はすべて高配当です。

実力馬が揃っている中で成績的にパッとしない穴馬を買うのは勇気が必要ですが、その馬の好走条件をいち早くみつけられれば稼ぐために買いやすくなります。

穴馬を買い目に入れて馬券が当たれば必然的に高配当になりますから、回収率を一気に高められます。

高配当になりやすい穴馬を多く見つけることが、競馬で稼ぐ回収率を高めるための方法です。

血統を勉強して予想に活用する

競馬の稼ぐ確率を上げるためには、血統を勉強する必要があります。

レース毎に距離の適正や芝ダートの適正騎手との相性枠順がその馬に適しているか総合的に見ることがとても大事となります。

ダートで例を挙げると、親がサウスディグラスの産駒であるのであれば、ダート1200mからダート1400mで前走内枠で大敗した馬が次のレース大外に入り巻き返しに期待できることが多くあります。

サウスディグラス産駒の特徴的な要素であり、枠が内枠であると他の他馬に揉まれて走る気を失われてしまい競争をやめてしまう馬が多くいるからです。

外枠に入ることができれば他馬に揉まれるケースが低くなり、競馬に前向きになり前走とはまったく違うパフォーマンスを発揮することができるのです。

血統により大きくレースの仕方が変わるので、変化がありそうな馬を軸に買うことができれば回収率を上げることに繋がります。

1番回収率を上げる買い方は複勝です。複勝は自分が選んだ馬が3着以内に入ることができれば当たりです。

配当は単勝に比べると下がってしまいますが、的中率は上がります。コツコツした知識が稼ぐために必要です。

先ほど述べたように、レースの変化により期待できる馬が出走した時のみ複勝を厚く買うことにより回収率をあげることができます。

その他の買い方ですと、当たった時の配当妙味はありますが、的中率が下がる分回収率をトータルすると負けてしまうことが多々あります。

回収率と的中率をどちらもカバーできる買い方が複勝ということになります。

血統、馬の種類など 一覧表示(競馬用語辞典) JRA

競馬で稼ぐなら3連単には手を出さない

競馬の高配当狙いにとってもっともスタンダードな買い方(馬券方式)と言えば3連単でしょう。

ほとんどの馬券が100倍以上の馬券になりますから、万馬券が出やすい方式であることは間違いないです。

しかしながら、3連単を買うことは、競馬で稼ぐ回収率を考えるとオススメ出来ないというのが現実です。その理由は大まかに言って2つあります。

まず第一に払戻率があります。中央競馬・地方競馬ともに3連単の払戻率は72.5%と、重勝式(中央競馬のWIN5や南関東競馬のトリプル馬単など)の次に払戻率が低い馬券方式となっています。

言い換えれば、賭けた金額は最初から27.5%も控除されてしまっていると言えるのです。

払戻率が高い馬券方式の1つである単勝は、払戻率が80%ですから、最初から7.5%の差が付いていることになります。

オッズの差が大きいとは言え、回収率だけを考えればかなり効率が悪い馬券と断言して良いでしょう。

馬単との比較でも、馬単の払戻率は25%なので2.5%損となっています。

次に、同じ馬券対象を上位3頭とする3連複との比較です。3連複は1~3着の着順を問わない点で、3連単との違いがあります。

同時に、同じ狙い馬のボックスを3連複と3連単で買うと、買い目が6倍必要になります。

つまり、3連単は3連複のオッズの6倍高くならないと理論的には3連複より損となります。

配当結果を見ていただけばわかるように、ほとんどのレースで、3連単の配当は3連複の6倍どころか4倍程度が多くなっているのです。

特にガチガチの人気馬が上位を占めた時などは3倍すらいかないこともあります。

まれに6倍より大きな配当になることもありますが、それは3着までに2頭以上穴馬が来た場合や、ガチガチの人気馬が馬券外に飛んで更に穴馬が1着に来た場合などに限られます。

3連単のボックスを買うぐらいなら、3連複のボックスの単価を6倍に上げる方が効率的と言えます。

この原因は、払戻率の差(中央競馬なら3連複が75%)もありますが、地方競馬では3連単と同じことも多くそれほど大きな要因ではありません。

高配当狙いで人気問わずボックスで買う人が多かったり、頭が固そうな馬がいる場合1着固定で買われたりすることが多いためと考えられます。

つまり中途半端な高配当狙いや固そうな馬がいる場合の「高配当を狙う」場合には、極めて不利な馬券と言えるのです。

3連単を買う場合には、ガチガチの人気馬が飛んで穴馬が複数馬券に絡みそうなレースなど、限られたレースのみ買うのが回収率だけ考えれば正しいやり方なのです。

幅広く情報を得て競馬偏差値を上げて稼ぐ

競馬の予想というものは自力でやってもいいのですが、やはり参考になったり役立つ情報を得ることで当たりやすくなるので活用しましょう。

最もスタンダードな競馬予想に役立つ情報としては、スポーツ紙や競馬新聞があります。こちらは比較的全国のコンビニや駅の売店などで購入することができますし、しっかりとした会社が出しているので情報量も多く信頼性も高いのでおすすめです。

競馬の予想に役立つ情報として最近人気になってきているのが、web上での競馬サイトです。

この競馬サイトは様々な情報を網羅しているだけではなく、独自の分析をしている予想屋の人が多く馬券の買い方にも参考になります。

稼ぎたいと考えている方は、少しでも多くの情報に触れましょう。

上述のようなアナログなスポーツ紙や競馬新聞などは最近web上でのデジタルコンテンツも展開しており、こちらは更新頻度も高いので常に最新の競馬情報を得ることができます。

またこれら大手の会社の競馬サイトだけではなく、最近では個人での予想屋が運営している競馬サイトも増えてきました。

アマチュアならではの目線は自力では中々思いつかない発想もあり、参考にすると役に立ちます。これらweb上の競馬サイトはパソコンだけではなく、最近はスマホでも簡単に閲覧をすることができます。

昔からある競馬予想に役立つ情報としては予想屋さんがあります。

こちらは実際の競馬場にいることが多いのですが、公式の予想屋さんは地方競馬のみで活動を認められています。業界内では非常に有名な予想屋さんも多いので、独自の知識を学べます。

参考URL一覧

サンスポZBAT!競馬

日刊スポーツの競馬予想サイト

競馬ブック

競馬で稼ぐ為のおすすめの買い方


稼ぐための競馬のおすすめの買い方は、軸の馬を決めたら総流しで買うことです。競馬で稼ぎたければ、なるべく高配当を的中させなければいけません。そのために有効活用したい買い方が総流しです。

たとえば2020年の有馬記念は、1着がクロノジェネシス2着がサラキア3着がフィエールマンでした。馬連の配当は10,330円で、3連複の配当は7,370円でした。

レース結果 | 2020年12月27日中山11R第65回 有馬記念(GI) | 競馬ブック

この馬券を的中させるのに、総流しは非常に有効的です。

最も好走しやすい1番人気のクロノジェネシスを軸に馬連総流しを買えば、15点買いで配当10,330円の馬券を的中させられます。

またクロノジェネシスとフィエールマンを軸に3連複で総流しをかけても、7,370円を的中させられます。さらに同じ2頭軸の3連単にすれば、50,150円も的中です。

総流し馬券のポイントは、選ぶ買い方では買いにくい穴馬もきっちり拾えることです。

上記の例に挙げた有馬記念で高配当の要因となったのは、11番人気のサラキアが2着になったからです。サラキアは前走のエリザベス女王杯で2着に好走しましたが、まだG1未勝利だったこともあり、豪華メンバーの陰に隠れて低評価でした。

選ぶ買い方ではどうしても買いにくいですが、総流し馬券なら取りこぼしません。たとえ軸が人気サイドの馬でも、高配当を的中させられます。

仮に最低人気の馬が絡みでもすれば、万馬券どころか10万馬券以上の高配当にも期待できます。

総流し馬券は外れるとそれなりにダメージがありますし、1着から3着までのすべてが人気サイドで決着すると当たっても収支がマイナスになるリスクもあります。ただ万馬券を当てられる可能性が十分ありますし、稼ぐための競馬のおすすめの買い方の1つです。

競馬で稼ぐなら少頭数のレースを買う

競馬をやる人にとって、高配当馬券を取るということはかなりのロマンがあるはずです。万馬券は当たり前。100万馬券やWIN5 のように、100円が数千万から億単位になる馬券を取ることまで、夢見ている人は多いでしょう。

当然ながら高配当が出るレースは、多頭数の場合が多いです。これは、どんな馬券方式であれ、全体の買い目が増えることから考えても理屈にあうのはおわかりでしょう。WIN5のような重勝式であっても、各レースの出走頭数が多くなる方が当たりづらいので、必然的に高配当が出やすくなります。

こうなってくると、高配当狙いの人は自ずと多頭数レースを狙うになります。これは仕方のないことに思えます。しかし、多頭数での高配当狙いは買い目がかなり増えてしまいます。当たれば良いですが、外れた時には損失が膨らみます。更に、皆がそこそこ荒れを狙うので、案外オッズが付かなかったなんてケースもありがちです。

競馬で稼ぐなら確率が低い勝負は避けるべきでしょう。

では、逆に少頭数のレースはどうでしょうか。確かに、全体の買い目が減るので高配当はあまり期待出来ません。まして少頭数ですから、人気馬が行き場をなくして凡走するなどというケースも少なくなります。つまり、どちらかと言えば本命党が手を出しやすいレースと思われがちです。

しかし、爆発的な高配当は期待できなくても、少頭数であれ、3連単ではなく3連複などでも数百倍程度のオッズが付くレースは少なくありません。それは何故でしょうか?

まず理由となるのは、本命党の存在です。頭数が少ないので人気馬にガツンと賭ける人が出て来て、その馬が飛べば必然的に高配当になるというわけです。

また、少頭数であれば、実力馬だけでなく、揉まれ弱い馬でも実力を出しやすくなったりすることもあります。

そういう馬は成績が極端に悪いケースなども多く、不人気になっているケースが多々あるのです。特に逃げ馬や逃げやすい展開などが期待出来る場合には、買える要素になります。

更に上記と関連しますが、展開も割とスローになりやすく、実力の差が出づらくなるケースもあるのです。これはスタミナが問われないケースが出て来るということでもあります。「長距離レースの逃げ馬」という格言が昔からありますが、特に少頭数の長距離戦ではありがちです。

このような要因から、少頭数でも思ったより配当が付くケースはそれなりに見込めます。超大穴は期待出来なくても、そこそこの高配当が狙える場合があるのです。

そして何より、買い目が少ないのに万馬券が狙えるなどという、効率や回収率の面でもうまみがあるのが少頭数レースの魅力です。場合によっては、馬券方式ごとに全通りを勝っても十分改修できます。

一番人気で配当が得られるオッズを見分ける

競馬で稼ぐ的中させる最も確率の高い方法は、一番人気の馬だけを買うことです。ただし、的中率が上がったからと言って儲けが増えるとは限りません。例えば、3,000円を買って3,000円の配当では利益が0円ですし、他にも馬券を購入していた場合はマイナスになる可能性が高くなります。

そこで、効果的な馬券の購入方法は、それなりの確率でそれなりの配当を得られる馬を狙うことです。ただ、経験の浅い素人がパドックで馬を見たり、競馬新聞を読んだりしても、何も分からないというのが実態です。そこで、素人でも分かりやすい狙いめの目安になるのが、オッズにおける「断層」です。

●稼ぐために断層を見つける
断層というのは、オッズの中にある割れ目のことであり、人気が前後の馬の間で大きく変化している部分のことです。例えば、単勝のオッズが以下であったとします。
1番人気:1.2倍
2番人気:2.3倍
3番人気:3.5倍
4番人気:5.1倍
5番人気:9.8倍

4番人気の馬まではその前の馬とのオッズの差がほとんど見られませんが、5番人気の馬は前の馬との人気が急激に開いています。このようにオッズの中で大きな壁のできている状態を断層と言います。この断層は人気馬が偏っている場合に発生しがちで、人気が割れるようなレースでは滅多に出ることがありません。

●競馬で稼ぐなら断層の直前の馬を購入
断層の狙いは一概には言えませんが、前の馬と2倍程度の差が付いている時が効果的です。断層の前にいる馬は実力を認められている馬であり、期待されている馬です。断層の後の馬は実力が大きく劣る馬であり、狙っても外れる確率が高くなっています。

そこで、断層の直前にいる馬(上記では4番人気の馬)は実力がそこそこあり、しかもそれなりの配当を狙える馬と言えます。断層は競馬初心者にとっては有効な判断材料と言えます。

初心者でもわかる馬券別の稼ぎ方

レースに合わせて適切な馬券を使い分けると言われても初心者の人からすれば「どの馬券を何点買えば良いのかわからない」といった状態になりますよね。

この馬券は絶対に何点!という正解はありませんが、適切な購入点数の目安は存在します。

購入する馬券の方式(種類)を決めた後に購入点数に迷った際の目安にしてください。

競馬で稼ぐための準備として、下記の買い方を参考にしてください。

競馬で生活は正直難しいですが、予想の改善は可能です。

単勝・複勝で稼ぐ買い方

1着を当てる単勝と3着以内に入賞する馬を当てる複勝は、的中率が高い反面払戻金が少なくなっています。

複勝に関しては、それなりに高い確率で的中するので1点買いが良いと言われています。

一方、単勝は複勝よりも的中率が低く払戻金も少し高いですが、購入点数が増えすぎるとトリガミの危険性が生じます。

基本的には複勝と同様に1点買いをして、どうしても決められないという場合のみ2~3点にしましょう。

単勝の購入点数が1点以外になる時は、オッズを確認してトリガミにならないように資金配分を行う事が必須です。

単勝で稼ぐなら、できるだけ買う点数を絞りましょう。

単勝・複勝で稼ぐための条件

期待値が高い単勝を買うやり方です。これはただ単に人気が良い馬を買うのではなく、過剰人気に推されている馬がいるレースだけを狙うやり方です。

競馬のレースでは、過剰に人気がある馬が出るレースがごく稀にあります。そのような時に、その過剰人気の馬以外できそうな馬の単勝をかけるということです。

負ける時もありますが、勝つ時は配当妙味があり多く勝つことができます。

次に紹介する勝つ賭け方はお金をある程度持っている人におすすめしたい買い方です。

圧倒的人気馬の複勝に数万円から数十万円かけるやり方です。

このやり方は、配当妙味がそれほどはありませんが、複勝ですので何か違う馬にゴール前で差されてしまっても3着までに入れれば当たることができるので的中率の確率が上がります。

その当たった馬券の金額を、また圧倒的人気の馬の複勝に転がしていくやり方です。

しかし、この場合もただ単に1番人気の複勝にかけるのではなく、調教過程や馬の気配を見た上で買うのがとても大切になってきます。

枠連・ワイドで稼ぐ買い方

1着と2着となる馬の「枠番号」を予想する枠連は、馬連よりも的中率が高くなっています。

また、平均払戻金が約2000円前後と当たればそれなりの金額が返ってくる馬券です。

しかし、レースによってはオッズが偏る事もあるので多くても5点程度にしておきましょう。

一方、3着以内に入賞する馬を2頭予想するワイドは、人気決着なると払戻金がかなり低くなります。

的中率はそれなりに高いですが、出来れば2~3点までに抑えた方が無難です。

慣れてくると比較的稼ぎやすい買い方です。

馬連で稼ぐ買い方

1着と2着を当てる馬券です。組み合わせが当たっていれば順番は問いません。

ここからは、平均払戻金がグッと上がり、馬連は約5000円前後と言われています。

しかし、平均払戻金は大荒れしたレースも含むので人気決着の場合は、ワイド同様にガクッと払戻金が下がる事も珍しくありません。

出走する有力馬の数によって購入点数の目安は異なります。

有力馬が2~4頭で人気が偏っているレースでは5点前後、人気が割れていて全体的にオッズが高いレースは10点前

後とレースによって適切な購入点数を判断すると良いでしょう。

馬単で稼ぐ買い方

1着と2着に入賞する馬を順番通り予想する馬券です。

理論的に考えると的中させるのが馬連の2倍難しいので、平均払戻金も馬連の約2倍前後となる事が多いです。

馬単も馬連同様にレースによって適切な購入点数の目安は変動しますが、馬連の倍の点数と考えて問題ありません。

3連複で稼ぐ買い方

1~3着に入賞する馬を順番不問で当てる馬券です。

3連複と3連単は極端に的中率が下がる馬券なので、ある程度まとまった点数を購入しても問題ありません。

しかし、3連複に限っては馬連・馬単と同様にレースによって購入点数を判断する必要があります。

有力馬が5頭までの場合は、10~15点程度

人気が割れていている場合は、30点前後ぐらいが目安となります。

3連複もレースによってはオッズが10~20倍となっている事もあるのでオッズを見ながらトリガミしないように軍資金を振り分けてください。

3連複で稼ぐには、比較的オッズの低い組み合わせを狙いましょう。

3連単で稼ぐ買い方

1~3着の着順を間違えずに当てなければいけない馬券なので数ある馬券の中で最も的中率が低くなっています。

競馬は、出走する馬の数が10頭を超えるレースが多いので3連単オッズが100倍を超える事も珍しくありません。

ある程度購入点数を増やさなければ当てる事が難しい3連単ですが、購入点数が多くなった時に人気決着をするとやはりトリガミになってしまいます。

1着2着がある程度絞れているレースは30~50点、荒れそうだと感じたレースは100点程度が目安です。

1レースで大金を稼ぐといった夢のある3連単ですが、ハズレが続くと一気にマイナスが増えるといった点を忘れないように活用しましょう。

競馬で稼げないサラリーマンの特徴

競馬で負けるサラリーマンの特徴として、何も考えずに大金をつぎ込むという人です。

当然ですが、ギャンブルは負ける可能性の方が高いために、何も考えずにテキトーに予想して賭けても勝てません。そのために、一攫千金を狙いたいという一心で欲に目がくらんで大金をつぎ込む人は競馬で負けます。

競馬で負ける人は自分の直感だけを信じて人の話を聞かない傾向にあるので、負け続けてしまうのです。

運良く勝てたとしても、次からは負け続ける可能性が高いでしょう。競馬で稼ぐ人は中長期的な目線で馬券を購入します。

競馬で勝つためには入念なリサーチと、馬やコース、騎手の特徴を理解することが大切になります。これまでの戦歴や騎手との相性、コースなどもしっかりと考慮しなければ競馬で勝てません。

競馬で負ける人というのは、面倒に思いリサーチをしないことが多いのです。

競馬予想のプロの意見を参考にしながら、次のレースはどのように展開していくかをじっくりと考えられる人でなければ、競馬で勝つことはできないでしょう。

ギャンブル好きの方の場合、勝つまで絶対にあきらめないという人もいますが、ときには競馬から離れることも大切です。

勝てないとき、不調のときは何度行っても負け続ける可能性が高いでしょう。

そのこともあり、一度競馬から離れてみるのも方法になります。競馬で負け続ける人の特徴として、意固地になって勝つまでやめないという気持ちの人が多いということがあるのです。

それでは損をしてしまうだけなので、いったん冷静になりましょう。競馬で稼ぐためにはメンタルのコントロールも大事です。

そうすれば、流れが変わって競馬で勝てるようになるかもしれないのです。競馬で負ける人は、悪い流れを引きずったまま続けてしまいます。

感情をコントールしないと稼げない

競馬で負けてしまう人は主に2つの特徴が発生しており、多額のお金を失ってしまう恐れがあるので注意しないといけません。

1つ目は感情をコントロールできない人で、競馬は全てのレースを的中させることは非常に難しいです。

購入した馬券が外れてしまうと熱くなってしまい、冷静さを失ってしまう場合があります。

競馬で勝つには常に冷静な状態を保ち、様々なデータを参考にして馬券を購入しないといけません。

感情的になるとで賭け金がどんどん増えてしまい、最終的には大負けする可能性もあるので要注意部分です。ある程度負けてしまうのは致し方ない部分もあるので、馬券が外れた時は気持ちを切り替えが重要です。

即決で馬券を購入する人で、何の情報を得ていない状況の中で馬券購入するのは大変危険です。競馬は様々な情報が重要になっており、徹底的に確認することが求められてきます。

馬場やレースの距離を確認するだけではなく、騎手の状態を把握しないといけないです。更に馬の状態や血統なども確認していき、出場するレースに適しているのか見極める必要があります。

何も考えないですぐに馬券を購入してしまうと中々的中させるのが難しく、大きく負け越してしまいます。

そのような状況を回避するため、たくさんの情報をネットや競馬新聞などで入手していき、馬券内に入ってくる馬が何か判断することが大切です。

この2つの特徴の内、どちらかに当てはまる人は競馬で勝つのが非常に難しいです。

競馬で安定した利益を確保している人は、常に冷静な精神状態を保つだけではなく、どの馬が勝つのか把握するために情報収集を徹底的に実施していることがほとんどになります。

勝敗、感情状態、運の知覚がギャンブル行動の無謀さ・手堅さに及ぼす影響

運任せで予想をしてしまう人は競馬生活はできない

競馬の馬券で負けてしまう人の主な特徴ですが、まずは予想の仕方です。

競馬の予想の方法は、人それぞれとなっていますが根拠が無い予想を続けていても馬券的中には繋がりません。

運任せで馬券を購入している人は、競馬負ける人の特徴の一つです。

次にオッズに左右されて馬券を購入する場合も負ける人の特徴と言えます。

オッズが低く、当たっても配当が少ないため、オッズの高い組み合わせの馬券の購入に切り替えてしまい、結果として馬券が外れて負けてしまいます。

このようにオッズに左右された馬券の買い方をしていると、負ける原因のとなります。

オッズに左右される事と合わせて、負ける要因となるのが他人の意見に左右される事です。

人の予想や意見に流されてしまい、予想を変えてしまうと馬券の買い方も定まりません。自分のデータや考え方をベースにして、周りの意見に流されないようにする事が必要です。

馬券には、単勝、複勝、3連複、3連単といった様々な種類が存在します。3連単などは、高配当となるものの、的中が非常に難しいです。

高配当を狙って3連単に拘り過ぎて馬券を購入していると負ける原因となってしまいます。

本命馬が不在で、予想が難しいレースなどは3連複やワイドといった馬券にするなど、レースによって馬券の種類を変えて購入出来ない人は、負けやすい人の特徴と言えます。

3連単の軸固定や3連複のフォーメーション、ワイドなど、自分の得意な買い方を持っていない人も負ける人の特徴です。

自分の得意な馬券の種類を確立していないと、馬券も当たりにくく負ける要因となります。

最後に自分が狙っていなかったレースを購入したり、余分なレースにも手を出してしまう人は負けやすいです。

限られた時間の中で、予想しなくてはいけませんが、短時間で考えをまとめるのは難しいです。自分が元々、買おうとして狙っているレースに絞れない人は負けやすいです。

競馬でコツコツ稼ぐために必要な知識

競馬の予想には様々な方法があります。出走する馬の実績や血統、適正距離や競馬場との相性と言い出せばキリがありません。

また、少しオカルトチックなユニークな予想も珍しくありません。

競馬で稼ぐ予想方法に正解・不正解はなく、自分が納得した予想方法であれば特に問題はありません。

どの予想方法も結局はレースが始まって結果が出るまで当たるかどうかは誰にもわかりませんよね。

ここでは、競馬の主流となっている予想方法を簡単に紹介します。

まだ、自分に合った予想方法が見つかっていないという人は是非参考にしてください。

血統で予想する

血統の善し悪しがレース結果に影響すると考えている人が多いといった特徴が競馬にはあります。

実際に、現在で活躍している馬のほとんどの父母や祖父母も人気のあった馬となっています。

サンデーサイレンスやディープインパクトといった競馬史に残る名馬の子供の多くがG1等の大きなレースを制しています。

また、親(血統)の善し悪しだけではなく、適正コースや適正距離も遺伝すると言われています。

芝生を得意としていた馬の子供は芝生が得意だったり、スプリンター(短距離)が得意な馬の子供もスプリンターだったりする可能性が高くなっています。

血統が大切だと言われている事からJRAの公式ホームページの出走や競馬新聞には父母の情報が記載されています。

競馬で稼いでいる人の多くは血統での予想を軸にしています。

過去の実績で予想する

競馬で稼ぐ予想をするなら、過去の実績を参考にしましょう。

出走表には、過去4~5走の競走場名・レース名・グレード・距離・芝orダート・出走頭数・人気・着順・騎乗したジョッキー名等のかなり細かな情報が記載されています。

記載されている情報から当該レースが馬の得意なレースなのか、入賞が期待出来るのかといった予想が出来ます。

同じ競走場・距離・ジョッキー等、良い結果を残しているレースと被る点が多ければ信頼度がアップします。

パドックで予想する

競馬では、レース直前に出走する馬の状態を見せるパドックという物があります。

競馬に関する知識がない人からすると予想の参考に出来る情報は少ないですが、パドックで馬の状態も予想に活かせます。

競馬は、出走する馬全てが万全の状態でレースに出るわけではありません。

パドックで周回している時に暴れていたり、他の馬より汗をかいていたりするとコンディションが悪いと言われています。

さらに、毛並みの良さや筋肉の張り、歩き方と比べる部分は多くあります。

上記が競馬で基本となる予想方法です。

全ての予想方法を駆使する人もいれば、1つしか使用しないという人も多くいます。

正解・不正解がないのでコツコツと自分に合った予想方法を見付ける必要があります。

競馬で稼ぎたい・回収率を上げたいと考えていて、まだ自分に合った予想方法が見つかっていないという人は、

稼ぐために予想方法別の回収率の統計を取るのも効果的です。

馬券は買わずに予想だけして結果を集める方法であればお金を消費せずに自分に合った予想方法を見付けられるかもしれないので、予想方法に迷っている人は試してみてください。

パドックの見方

競馬のパドックの見方として大事なのは、パドックを見て前もって情報から予想したものを大きく変えないことです。
データなどの情報から予想しますが、パドックではその裏付けを行うという位置づけになります。

過去の情報から予想しても、その日の状態によって調子が変わってくることがあるため、その調整をパドックで確認します。

ではパドックではどのようなことを見るといいのでしょうか。
パドックでは、馬の状態を確認していきます。各部位や状態ごとに説明していきます。

●毛艶
毛艶は、肌の良さを見ます。肌がいい状態だと新陳代謝が良く、調子がいいことが分かります。馬の身体に円形の銭形が現れていると絶好調と言えます。

●長距離向きの体形、短距離向きの体形
体形でも長距離向き、短距離向きがあります。銅が長く足が長いと長距離向き、銅が短く足が短いと短距離向きと言えます。

●蹄の状態
レースにあった蹄を履いているかどうかをチェックします。変な蹄をしていないか。

●歩様
外側を元気に回っている馬は状態が良く、内側を歩く馬は気合が少なくなっています。

●目の状態
目が大きくて競争心が宿っているかどうかをチェックします。パドックで目の写真を撮っておき、実際にレースで買った馬の特徴を集めたりすると傾向が分かるでしょう。

●耳の状態
耳が良く動く馬は、気持ちがレースに向いていないことを表しています。レースになっても集中できないかもしれません。

パドックの馬を見る際にまず必ず調べておきたい点としては体重があります。まずは電光掲示板に表示される馬体重の増減があり、こちらによってレース前の仕上がりを確認することができます。

あまりにも絞りすぎている馬はスタミナ面で問題がある可能性がりますし、体重が落ちていない馬は仕上がりに不安があると判断することができます。

同時に調べておきたいのが体重の増減とや実際の腹回りであり、見た目とバランスがどのようになっているかを目視で調べておきましょう。体重の増減や腹回りに関しては、該当するレースで有利かどうかという点も調べておくと良いでしょう。

競馬においてレース運びを左右するのは馬体重も大切ですが、馬自体の気性も重要な要素になっています。

体重などの要素が若干不安であったとしても、外回りを元気よく歩いていたりする馬はレースでも良い結果を出すことも多いです。

反対に入れ込んでいたり気性が荒い感じの馬に関しては、レースを荒らす可能性があるので安定はしませんが大穴狙いとして選ぶという判断もできます。

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まとめ

競馬で稼ぐためにはまず「的中率よりも回収率を重視」する事が大切となります。

また、3連単馬券ばかり購入するのではなく、出走する馬やレースに合わせた馬券を選ぶ事も忘れないようにしましょう。

さらに、どれだけハズレ馬券の無駄を省き、効率良く馬券を的中させていくのかといった点を意識しながら予想する事で自然と競馬で勝てるようになっていきます。

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当記事が競馬で稼ぐ参考になれば幸いです。